- ファーストシューズを嫌がって履いてくれないときの対処法は?
- いつになったら履いてくれるようになる?
1歳になった娘に、じっくり選んで決めたファーストシューズ。
なのに、家に帰って部屋で履かせてみたら、嫌がってギャン泣き!
脱ぎたがって、全然歩かない!
実は、赤ちゃんが靴を嫌がることはよくあることです。
この記事では、靴を嫌がる理由や対処法について、我が家での実体験も交えてお伝えします。
1歳頃の赤ちゃんが靴を嫌がる理由
赤ちゃんがファーストシューズを嫌がることは良くあることです。
ここでは、靴を嫌がる理由として、4つご紹介します。
靴そのものに慣れていない
赤ちゃんが靴を嫌がるよくある理由は、靴そのものに慣れておらず、違和感を感じて嫌がっているためです。
赤ちゃんは産まれてからほとんど裸足で過ごしてきたので、靴そのものに違和感を感じます。
「足に何かまとわりついている!」と怖さを感じているのかもしれません。
徐々に靴に慣れてもらう必要があります。靴下を履き慣れていない場合は、まずは靴下に慣れさせるのも一つの手です。
泣かれると、何か痛いのかな?と心配になるかもしれませんが、痛みで泣いているわけではない場合が多いです。
この時期は帽子も嫌がる赤ちゃんも多いですよね。
靴が気になる
靴を履くと、靴が気になってしまって、歩かなくなる赤ちゃんも多いです。
- 室内で履かせると、固まってしまって歩かない
- 靴を履くとなぜかハイハイに戻ってしまう
そんな先輩ママの声もありました。
赤ちゃんにとって靴は未知のアイテムなので、靴自体に意識が向いてしまうのでしょう。
外に連れ出したり、意識が他のものに向く環境だと、意識が靴以外に向けられ、すんなり歩いてくれることもあります。
靴のサイズがあっていない
靴のサイズがあっておらず、違和感や痛みを感じている場合もあります。
ちょっとしたサイズのずれが靴嫌いにつながってしまうことも。
赤ちゃんは自分で伝えられないので、しっかりとサイズを見極めてあげましょう。
シューフィッターさんなどの専門家に相談するのが安心ではありますが、簡単な方法としては、中敷きを外して足に当ててサイズを確認してあげる方法があります。
ファーストシューズの選び方は下記の記事も参考にしてみてください。
靴が硬くて重い
赤ちゃんの足の骨格を支えるためにも、外で履く靴にはある程度の硬さがあった方がいいと言われています。
ただ、どうしても赤ちゃんが靴を履かない場合は、もう少し柔らかくて軽い靴を検討してみるのもありです。
実際、他の靴に変えたら履いてくれたという子もいます。
こだわりが強くて、なかなか履けるようにならない場合は、靴の硬さや重さを再度確認してみてください。
まだ靴を履けるまで成長していない
まだ靴を履いて歩ける段階になっていない、という場合もあります。
歩き始めはまだよちよち歩きで、自分の足をコントロールするのも精一杯です。
靴の重さがあると、上手く歩けない!脱ぎたい!となってしまうのも無理はありません。
同じくらいの子がファーストシューズを履いて歩いていると、うちの子も!と焦る気持ちにもなりますが、子どもの成長はそれぞれです。
あまり焦らずに、少し待ってから仕切り直してみましょう。
ファーストシューズを嫌がるときの対処法
せっかく用意したファーストシューズ。できることなら、機嫌よく履いてほしいですよね。
靴を嫌がる子が履くようになる方法について、実際に試したものも含めて、6つご紹介します。
思い切って外に連れ出す
泣いていても、思い切って外に連れ出してしまう方法です。
我が家の場合、この方法が効果的でした。お外や散歩が好きな子に効きます。
我が家では、まずは室内で練習させようとしていましたが、履かせるだけで毎回ギャン泣き。
数日して再度試して、やっぱりダメ…というのを何度か繰り返していました。
その日も、靴を履かせたら泣いたのですが、靴を履かせたまま抱っこで散歩でもしようと外に連れ出してみたら、すんなり歩いてくれました。
あんなに嫌がってたのは何だったのか…
室内で履いていると、意識が靴に行ってしまいがちです。外に出ることで意識が外の世界に向き、靴を履いている意識が薄れたようです。
外出するときは靴を履かせる習慣をつける
外出するときは靴を履く習慣をつける方法もあります。
靴を履いて歩くのが嫌な場合も、抱っこ紐やベビーカーに乗って外に出かけるようにして、靴=外出とインプットします。
ネットや先輩ママさんから聞いた方法ですが、我が家の場合、靴を履いてベビーカーに乗るとギャン泣きでした…(汗)
ですが、外出するときに靴を持ち歩くようにして、外を歩くときは靴を履く必要があることを刷り込むようにしました。
「好奇心>靴の違和感」となる状況で靴を履かせることで、すぐに靴に慣れてくれました。
靴をおもちゃとして遊ばせる
靴をおもちゃ箱に入れておいて、おもちゃのように親しみを持ってもらう方法もあります。
遊びの要素を入れて楽しく履かせてあげると、すんなり履いてくれる子もいるようです。
マジックテープを怖がっている子どもの場合、遊びの中で恐怖心を徐々に取り除けることがあります。
我が家でも最初、室内で練習しているときに試してみました。
娘は、靴自体には興味があって、靴を持ったりしていましたが、履かせようとするとやっぱり泣いて拒否。
靴の存在には少し慣れてくれましたが、履いてくれるようにはならず、失敗でした。
靴を履けたら全力で褒める
靴を履かせるときには「かっこいい靴だね~」「これでお散歩行こうね」と声掛けをし、靴を履いてくれた時は全力で褒めるようにしました。
1歳頃になると、褒められていることは認識できるようになるので、靴を履くのがポジティブなことだと思えるようにしました。
ただ、我が家の場合、ほめるだけでは履いてくれませんでした。
ですが、一度靴を履いて外出できるようになってからは、声掛けをすると泣かずに履けるようになったので、少しは効果があったのかなと思います。
他の靴を試してみる
なかなかファーストシューズを履いてくれない場合は、他の靴を試してみるのも一つの方法です。
その際は、以下の点に着目してみましょう。
- 軽いもの
- 柔らかいもの
- マジックテープ以外のもの
靴下と一体型になっているアティパスなら履いてくれた!という口コミも多いです。
我が家でも、靴拒否が続いたら購入してみようかと検討していました。
ただし、アティパスや柔らかい靴からセカンドシューズへの移行に苦労したというママの声もあります。
すでにファーストシューズを購入しているのであれば、まずは声掛けや外出などで履いてくれないか試してみるのがおすすめです。
どうしても履いてくれない場合は、アティパスの購入も選択肢に入れると良いでしょう。
他にも、以下の靴なら履いてくれたという声がありました。
- アンパンマンなどのキャラものの靴
- 音が出る靴
ファーストシューズではなく、2歳など、ぶり返して靴を嫌がる時期にも効果的という声も。
楽しんで履ける靴を選んでみましょう。
履けるようになるまで気長に待つ
最後は、諦めて気長に待つ方法です。
全然解決方法になってない!今履かせたいのに…。
気持ちは分かります。私自身も、せっかくファーストシューズを買ったんだから、サイズアウトする前に履いてほしい!と思ってました。
ただ、いつかは靴を履いて歩けるようになります。
必要以上に焦らず、時期を待ってあげるのも一つの選択肢です。
まとめ
この記事では、赤ちゃんがファーストシューズを嫌がる理由と対処法についてご説明しました。
ファーストシューズを履いてくれなくて悩んでいる方は試してみてください。
赤ちゃんが嫌がるからと言って、すぐに違うファーストシューズに買い替える必要はありません。
我が家でも、他の靴を試してみようか迷いましたが、靴を履いて歩く楽しさを知ってからは、すんなり履いてくれるようになりました。
あまり焦らず、赤ちゃんの様子を観察しながら、ゆったりと成長に寄り添いましょう。
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