ベビーパークが胡散臭いと言われる理由6選【噂は本当？徹底検証】

• ベビーパークは胡散臭いって本当？
• 悪い評判が心配

ベビーパークは、ママと子どもが一緒に成長できる0～3歳向けの乳幼児親子教室です。

ですが、ベビーパークの口コミを検索すると「胡散臭い」「怪しい」という口コミもあるので、心配に思う方もいるのではないでしょうか。先日無料体験レッスンを受けてきたので、ベビーパークが胡散臭いと言われる理由を考察してみたいと思います。

体験レッスンの内容や感想はこちらの記事に詳しく書いています。

ベビーパークが胡散臭いと言われる理由

ベビーパークが胡散臭いと言われる理由を6つに分けて解説します。

• IQの売り文句が胡散臭い
• ベビーパークの教育方針が胡散臭い
• ベビーパーク創業者や顧問の子育てエピソードが胡散臭い
• 講師の資格が不透明で胡散臭い
• 教室の数が急増していて胡散臭い
• ロイヤルサポーターの仕組みが胡散臭い

IQの売り文句が胡散臭い

ベビーパークの公式HPには、以下の記載があります。

1年以上通室したお子さまの平均IQは145、2年以上通ったお子さまの平均は153と、目覚ましい成果を上げています！

ベビーパーク公式HPより

一般的なIQの平均値は100。東大の平均IQで120程度と言われています。そう考えると、IQ145や153は驚異的な数字です。一見、ベビーパークに通うとギフテッド並みのIQが手に入るように見えてしまいます。

いやいや、そんなことないでしょ～！というレベルの高IQなので、胡散臭さを感じる人がいると考えられます。

IQの数値は、何歳の時に検査を受けたのか、どの知能検査を受けたかによって大きく結果が変わります。IQは「精神年齢÷実年齢」で算出するため、年齢が小さいうちのほうが高いIQが出やすいです。

ベビーパークの公式サイトには、どのような測定を、何歳のタイミングで実施しているのかは記載がありませんが、小さいお子さんを対象にIQテストを実施していると思われます。そのため、IQが高く出やすくなっていると思っておいた方がいいでしょう。

子どもの頃にIQテストで高い値を出しても、維持できるかどうかは別の問題です。大人になってからも同じレベルのIQを出せることを期待すると、がっかりしてしまうかもしれません。いつの時期に何人規模で実施されたテストなのか不明瞭だという点も、信ぴょう性に欠ける要因です。

ベビーパークの教育方針が胡散臭い

教育方針の部分に少し疑問を感じるという声もあります。

母親育児を重要視しすぎている

ベビーパークは母親育児の大切さを重要視しています。パンフレットには「生徒はお母さま」という文言もあります。そのため、母親育児を重視しすぎではないかという感想を持つ方も少なくないです。

最近は共働きの家庭が多く、育休を取得するパパも増えてきています。母親の大切さばかりを説かれると、違和感を感じてしまいますよね。

ただ、パパも育児参加する風潮に合わせてか、ベビーパークの広告でも「お母さんもお父さんも楽しめる育児」という表現に変わってきています。

実際、ママではなくパパと子どもでレッスンに参加している親子もいました。ベビーパークの講師の方に聞いたところ「土曜日はパパばかりということも珍しくない」という話でした。

毎日100回愛しているよと声かけさせる

ベビーパークでは、1日100回愛情を伝えてギュッと抱きしめることで、子どもとの愛着関係をつくることを推奨しています。

日本だと愛情表現をストレートに伝えたり、抱きしめたりすることが少ないご家庭も多いので「1日100回も？！」と思われる方も多いのではないでしょうか。

毎日100回と言われると極端さを感じてしまったり、負担に感じるという声もあります。

ベビーパーク創業者や顧問の子育てエピソードが胡散臭い

ベビーパーク創業者や顧問の子育てエピソードに胡散臭さを感じる方もいます。なぜなら創業者のお子さんのエピソードも驚異的。そして英語顧問のお子さんも天才だからです。

創業者中島真紀さんのお子さんが天才

ベビーパークの創業者は元教員で2児の母である中島真紀さん。
中島さんの長男のエピソードとして以下のものがあります。

• 2歳4ヶ月の知能検査でIQ242の数字を出す
• 3歳11ヶ月でDWE卒業(最年少卒業)
• 進学塾なしで　「暁星国際小学校インターナショナルコース」に合格
• 油絵が「学展」にて入選
• 「TVチャンピオン小学生料理人選手権」本戦に出場

さまざまな分野で能力が高いことが伺わせるエピソードですね。
ただし、さらに幼いときの成長スピードが驚異的すぎて胡散臭いという声もあります。例えば以下のようなものです。

• 生後3時間：すでに土踏まずがあった
• 生後1週間：ずり這いで産院の大人用ベッドを3周する
• 生後2ヶ月：バイバイができる、「えほん」「Hello」「えいご」など言葉を話す（意味はわかっていない様子）
• 生後8ヶ月：二語文を話す
• 1歳3ヶ月：アルファベットが半分くらい読める

上記のエピソードが胡散臭さを感じさせる要因になっているようです。

ただ、創業者のエピソードはレッスンや教室の中では話が出てこないので、気にしなくて良さそうです。以前はパンフレットにも記載があったようですが、評判が良くなかったのか、現在はパンフレットからも削除されています。

顧問の喜田悦子さんのお子さんも天才

ベビーパークで英語顧問を務められている喜田悦子さんのお子さんも、小学6年生のときに英検1級に合格した天才児です。

喜田悦子さんはお家での英語育児に関するブログを書かれていて、2014年には本を出版されています。（タエさんは喜田悦子さんのペンネームです）

息子さんは、英語以外も、高校2年生のときに国際物理オリンピック日本代表に選ばれ、東大に推薦入学と超優秀。そのため「教育というより地頭が良かっただけでは？」と胡散臭く感じてしまう方もいるようです。

創業者の話と同様に、レッスン中に話が出てくるわけではないので、あまり気にする必要はなさそうです。

仮に「ベビーパークに入ったら、英語も話せて、物理オリンピックに出れて、東大に入れる！」と謳っていたらさすがに胡散臭いですが、そうは言っていません。子どもの知能や才能を伸ばすための環境を作るエッセンスを学ぼう！くらいの温度感で臨むのが良さそうです。

喜田さんは手間や時間を割いてお子さんのサポートをしているようでした。なので、ベビーパークに通っただけで喜田悦子さんのお子さんのようになれるわけではなく、レッスン以外の時間でパパママがどう関わり、環境を作ってあげるかが重要そうです。

講師の資格が不透明で胡散臭い

ベビーパークは、保育士や教員免許などの資格がなくても講師になることが出来ます。ベビーパーク講師の求人情報を確認したところ下記の記載がありました。

• 9割以上が未経験スタート
• 無資格OK
• 1～3ヶ月の充実した研修

講師の資格が不透明なため、質に関して疑問に感じる声があるようです。ただ、幼児教室などの習い事の講師は、ベビーパークだけでなく、資格不要のところが多いです。公文や塾の先生なども基本的に資格不要。

実際に体験レッスンを受けてみて、講師の質は高いと感じました。ただし、口コミを見る限りは講師の当たりハズレはあるようです。経験の浅い講師に当たってしまう場合もあるでしょう。

講師の質が気になる場合は、実際に通う可能性がある教室の無料体験レッスンを受けて、講師の質や相性を確かめることが大切です。

教室の数が急増していて胡散臭い

ベビーパークは2011年創業ですが、現在は全国に約200教室と急速に展開されています。「急速に増えているということは、経験が浅い先生が多いということでは？」と、質を心配する声もあります。

一方で、教室が増えているのは、需要があり、顧客からの満足度も高い結果でもあります。
ただの幼児教室ではなく、親子教室として親が学べる教室であることをアピールすることで、子どもにどう関わるのが知りたい親御さんのニーズをつかんでいると思います。

ロイヤルサポーターの仕組みが胡散臭い

ベビーパークでは、ロイヤルサポーターという紹介制度の仕組みがあります。

この制度について「マルチっぽさを感じる」「モヤモヤする」という声がありました。

ロイヤルサポーター制度は、ベビーパークの紹介制度で、友人を無料体験に誘うと5,000pt、入会するとプラスで5,000pt、さらに毎月1,000ptもらえる仕組みです。なので、マルチではありません。

ただし、この紹介制度は、実際の友人に限らず、SNSやネットを通じた紹介も可能になっています。そのため、SNS上でベビーパークに関する内容を書くと、ロイヤルサポーターの方が「是非私の紹介で！」とコメントをしてきて、押しつけがましいという書き込みもありました。

また、紹介制度を使うと、お互いの個人情報が知られることになりますが、見ず知らずの人に個人情報を教えるのは抵抗がありますよね。紹介者に本名や子どもの名前が伝わってしまうことになるので、知り合いがベビーパークに通っている場合は、直接の知り合いを紹介者として入会したほうが無難かもしれません。

まとめ

この記事では、ベビーパークが胡散臭いと言われる理由について考察しました。

結論、胡散臭くはない！けど、多少クセがあるのは本当！だと感じました。

個人的には、体験レッスンは学びになったので、行って良かったと思っています。

無料体験に参加した際のレポートも書いているので、よかったらこちらも参考にしてください。