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【体験談】はぐくみ母子クリニック(武蔵小杉)での出産レポ

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妊娠~出産の大事な時期にお世話になる産院を決めるのはとても悩みますよね。しかも、無痛分娩を行っている病院はまだ多くない。口コミでも良い評価と悪い評価が分かれていたり…。

私も妊娠中に他の方のブログで情報収集していました。誰かの参考になればと思い、私の経験もブログに残しておきます。

この記事はこんな人におすすめ
  • 無痛分娩を検討している妊婦さん
  • はぐくみ母子クリニックの評判を知りたい方
  • 無痛分娩で実際にかかった出産費用を知りたい方
目次

はぐくみ母子クリニック(武蔵小杉)のメリット・デメリット

私は、2023年6月に第一子をはぐくみ母子クリニックの武蔵小杉本院で出産しました。

結論から言うと、はぐくみ母子クリニックは、退院日に「退院したくない~!」と思うほど快適でした。もし第二子を授かることがあれば、また利用したいなと思っています。

特に良かったポイントは以下の通り。

  • 自然陣痛からの無痛分娩に対応
  • 快適な個室でゆったりできる
  • 上げ膳据え膳の食事が美味しすぎる
  • 産後のアロママッサージを楽しみに頑張れる

一つずつ詳しく書いていきます。

自然陣痛からの無痛分娩に対応

そもそも無痛分娩に対応している産院自体がまだ少ないです。それに、無痛分娩対応の産院でも、土日祝日や深夜は対応していない産院もあります。

ままこと

無痛分娩のつもりでいたのに、時間外で麻酔使えないとか、辛いですよね…。

そんな中、はぐくみ母子クリニックは24時間無痛分娩に対応!痛みが辛くなった時点から、できるだけ痛みをとるような方針です。
普通分娩にも対応していますが、はぐくみ母子クリニックで出産される方の9割は無痛分娩を希望されるそうです。

無痛分娩希望の場合、はぐくみ母子クリニックでは、初産婦さんは自然陣痛からの無痛分娩が基本となっています。私がはぐくみ母子クリニックを選んだ大きな決め手はここです。実際に、自然陣痛からの無痛分娩で出産することができました。

経産婦さんが無痛分娩を希望する場合は、計画分娩をおすすめしているそうです。一般的に経産婦さんの方がお産の進むスピードが早いためです。

快適な個室でゆったりできる

基本的にはぐくみ母子クリニックは個室対応です。産院を決める際、私は個室対応かどうかは重視していなかったポイントなのですが、結果的に個室でよかった!と心から思いました。

ただ、私が出産した日はお産が立て込んでいて、出産した深夜から翌朝までは一時的に大部屋に入ることになりました。個室確約じゃないと嫌!という方は要注意です。大部屋では母子同室ではなかったのですが、夜中にも出入りがあったり、物音があったりして、ほとんど眠れませんでした。

産後のホルモンの影響もあると思いますが、翌日個室に移って、こんなに休まり方が違うんだと、気兼ねなく休める個室のありがたみを実感しました。

はぐくみ母子クリニック個室
はぐくみ母子クリニック個室

お部屋は清潔感あって温かみがあるお部屋。授乳クッション、円座クッション、踏み台も完備。
毎日清掃に入ってくださり、タオル交換、ベッドメイキングをしてくれます。

シャワーがついているお部屋の場合はプラス料金がかかります。私はシャワーは共有のものを使いました。しっかり掃除されていて、清潔感がありました。備え付けのシャンプー・トリートメント・ボディソープがMARKS&WEBなのも地味に嬉しいポイントでした。

上げ膳据え膳の食事が美味しすぎる

はぐくみ母子クリニックは、料理がとっても美味しいことで有名です。
毎食楽しみで楽しみで写真を撮っていたので、載せますね。じゃーん!

はぐくみ母子クリニック食事(朝食)
はぐくみ母子クリニック食事(夕食)
はぐくみ母子クリニック食事(夕食)
はぐくみ母子クリニック食事(朝食)
はぐくみ母子クリニック食事(昼食)
はぐくみ母子クリニック食事(昼食)
はぐくみ母子クリニック食事(朝食)
はぐくみ母子クリニック食事(朝食)
はぐくみ母子クリニック食事(朝食)

左上にジュースが写っているのは、全部朝食です。朝からモリモリ。
しっかり栄養が考えられて、和洋さらにエスニックまで網羅されたお食事。
しかも、3時のおやつまであるんです。ノンカフェインの飲み物つき。

はぐくみ母子クリニック3時のおやつ
はぐくみ母子クリニック3時のおやつ
はぐくみ母子クリニック3時のおやつ

最終日前日のディナー(お祝い膳)はフルコースです。希望があれば、プラス料金を払うと面会者の分も用意してくれて、一緒に食べることができます。

お祝い膳の追加料金は以下の通り。(2023年6月時点)
大人:4,400円、子ども:1,100円(税込)

妊娠中食べれなかったレア肉を出してくれるのがうれしい。

はぐくみ母子クリニックお祝い膳
はぐくみ母子クリニックお祝い膳(メインディッシュ)
はぐくみ母子クリニックお祝い膳(デザート)

はぐくみ母子クリニックでは、出産翌日から母子同室となりますが、お祝い膳の時間は、食事をゆっくり楽しんでほしいとのことで、赤ちゃんをナースステーションで預かってくれました。

ままこと

天国ですか?ここは。
ほんと、退院したくなくなりました。シェフを連れて帰りたい。

産後のアロママッサージを楽しみに頑張れる

はぐくみ母子クリニックは、出産後にアロママッサージを受けられることでも有名。
アロママッサージなんて贅沢だと思いますか?

私も、贅沢だと思います。
でも、妊娠・出産という大仕事を終えた後くらい、贅沢したいんです!!!
これを楽しみに出産を頑張ろう!という思いで陣痛の痛みも乗り越えたと言っても過言ではありません!(それはさすがに過言か…)

好きな香りから選んだアロマオイルを調合してマッサージを行ってくれます。
アロママッサージを受けるとき、数カ月ぶりにうつ伏せになれるっていうだけでなんだか感激しました。そして、至福のマッサージでよだれをたらしました。

私はスピード出産だったので、出番がありませんでしたが、陣痛が来てるのになかなかお産が進まないときなどに、リラックスできるようにアロマスプレーを用意してくれているそうです。

さて、ここまで良いところを書いてきましたが、残念だなと思うポイントもありました。デメリットに感じたのは以下の通り。

  • 分娩予約が早々に埋まっちゃう
  • 駅から遠い
  • 診察までの待ち時間が長い

分娩予約が早々に埋まっちゃう

人気の産院かつ、部屋数が多くないため、早々に予約が埋まります。妊娠が分かった時点ですでに分娩の予約が取れない!なんてことも。出産を希望する場合は、早めに仮予約を取っておいた方がいいです。
私は胎嚢がかろうじて確認できる妊娠6週で仮予約を行いました。8週を過ぎると結構予約が埋まってました。

ままこと

2021年5月に新しくできた新横浜分院の方が、比較的予約が取りやすいようです。

駅から遠い

はぐくみ母子クリニックは最寄駅の武蔵中原駅から徒歩15分かかります。
お腹が大きくなって歩くスピードが落ちてくる頃には20分かかりました。つわりの時期はつらいですし、体調が良くても暑い日や雨の日は結構しんどいです。

ですが、無料のシャトルバスの運行があり、武蔵小杉駅~病院間を送迎してもらえます。

予約不要で利用できますが、注意ポイントとしては、時間帯によってはシャトルバスの運行がないこと。絶対に利用したい場合は、妊婦検診の予約を取るときに注意しましょう。
1時間に1回の運行なので、受診後、タイミングが悪いと1時間ほど待つこともあります。

また、面会者はシャトルバスの利用はできないので要注意です。

駐車場があるので、車を持っている方は心配無用です。

診察までの待ち時間が長い

妊娠中、定期的に妊婦健診に通うことになりますが、診察まで結構待つことが多いです。特に土曜日は半日がかりになることもしばしば。
平日午前中でも1時間待つこともあれば、30分で会計まで終わる日もありました。先生が分娩の方で対応が必要になると診察が極端に遅れることがあるようです。

私がちょっと困ったのは、妊婦検診が2週に1回になるタイミングで、土曜日の予約ができない日があったこと。妊娠初期から妊娠23週までは4週間に1回の受診なので、土曜日でも次の予約が取れたのですが、妊娠24週以降は希望の時間に予約が取れないことが増えました。

その時期はまだ産休前でしたが、やむなく平日午後に時間休を取って受診することも。絶対に土曜日しか受診できない!という方には正直通いにくいです。

穴場だったのは平日の最終時間。最終予約時間が16時と早めなのですが、シャトルバスがなくなる時間帯だからか、いつも空いていました。

はぐくみ母子クリニックの出産費用

初産婦の出産費用は手出し40万円ほど

分娩費用は、ずばり、903,730円でした。
出産育児一時金の直接支払い制度を利用して、ここから50万円が差し引かれ、自己負担額は403,730円でした。

上記金額には、追加料金の
夜間休日加算 3万円
無痛夜間加算 2万円
も含まれています。

正常分娩の出産費用の平均額は約54万円(※)なので、それと比べると大分高いですが、私は、このクリニックにして良かったと感じています。
(※2021年度の厚生労働省保険局調査結果より引用)

個人的には、婚約指輪や豪華な結婚式よりも、こういったところにお金を使いたいなと思っています。価値観は人それぞれですが。

その他Q&A

ここまでメリットデメリットや費用について記載しましたが、その他、私が妊娠時に気になっていたポイントをQ&A形式で答えていきます。

実際、無痛分娩にしてどうだった?

病院に到着してから2時間足らずのスピード出産だったのと、麻酔がかかりにくい体質だったのが関係してか、無痛ではなく、結構痛かったです。
私は普通分娩を経験したことがないので、痛みの比較はできないのですが、病院到着時に子宮口3cmですぐに麻酔を行い、子宮口3cmの時の痛みが出産まで続いた形でした。結果的には普通分娩でも痛みはそんなに変わらなかったような気もします。

私は、不妊治療の検査として卵管造影検査をやったときに激痛で、できるだけ避けられる痛みは避けたい!と思い、無痛分娩を選択したのですが、そのおかげで妊娠中も出産の不安が軽減し、お産の最中も「もうちょっとで楽になるはず…」と自分を励ますことができたので、個人的には選択に後悔はありません。(20万円の追加費用はもちろん痛手ではありますが…!)

ちなみに、私の義理の妹もはぐくみ母子クリニックで無痛分娩で第一子・第二子を出産しているのですが、「初産のときは無痛分娩でも結構痛かったけど、第二子のときは計画分娩で、痛みゼロで深呼吸してたら産まれた」と話していました。

どのくらい痛みがとれるか、どのくらい無痛分娩の恩恵にあやかれるかは、産んでみないと分からないのが正直なところだと思います。

入院期間が短めと聞いたけど、どうなの?

初産婦は4泊5日経産婦は2泊3日です。

出産日を含んでの日数なので、出産時間によっても体感が違うと思います。私は深夜2時頃の出産だったので、4泊5日で結構ゆったりできました。
夕方以降から夜0時までの間の出産だと、出産初日が実質ないに等しいので、少し慌ただしいように思います。1日目の食事も逃してしまうし…。

特に経産婦さんだと2泊3日とかなり短いので、個人的には延泊したいところ。部屋が空いていれば1泊3万円ほどで延泊できるようです。

母乳指導はあった?

母乳指導はあり、胸の状態や赤ちゃんの抱き方やおっぱいの咥え方についてみてもらいましたが、そこまで熱心ではないように思います。逆に言うと、絶対母乳の方がいいのよ!というプレッシャーをかけられずに済みます。

そういえば、他の病院で、産後のおっぱいマッサージが激痛だったという話を聞いたことがありますが、はぐくみ母子クリニックでは、そういったケアはありませんでした。
母乳外来は行っていないので、産後におっぱいトラブルがあった場合は他の助産院などに行く必要があります。

マスクの着用は必須?

個室の中ではマスク着用は必要ありませんでしたが、他はマスク着用が必要でした。
私の時(2023年6月)は分娩中もマスク着用でした。分娩中にマスクってなかなか苦しいですが、必死だったので、途中マスクしていることを忘れてました。
もしかしたら今は苦しい場合はマスク外せるのかな?どうなんでしょう。

妊婦検診は夫も同伴できる?

残念ながら旦那さんは同伴できません。
私はこのことを知らずに初回夫と行きましたが、待合室にも入れてもらえないので、要注意です。

入院中の面会は?

夫と子どものみ15:00~18:30の間、面会ができます。
希望者は退院日前日のお祝い膳を家族と一緒に食べることができるのですが、その場合は20:30まで面会可能です。希望する場合はその日は宿泊も可能です。

まとめ

はぐくみ母子クリニック(武蔵小杉)での出産について、メリットデメリットを踏まえて私の体験を書きました。正直お高めな価格設定だとは思いますが、個人的には、この病院で産んでよかったと思っています。

出産において何を重視するのかや、何にお金をかけるのかは、それぞれの価値観によるところが大きいと思いますが、メリット・デメリットを納得した上で、満足できる選択ができることを祈っています。

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この記事を書いた人

神奈川在住30代OL。不妊治療を経て2023年6月に第一子出産。現在育休中。
試行錯誤の妊娠・出産・子育てを残しておきたくてブログを始めました。
ホットクックで頑張らない離乳食・ゆるBLW/お家エクササイズ/たまに観劇と美術館巡りも。

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