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産休中にしたいこと【産褥期を乗り越えるための準備編】

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妊娠中プレママの皆さま、産後の準備はできていますか?

一人目妊娠中の初マタさんは色々と不安も大きいと思います。

ままこと

我が家は、夫が転職したばかりだったため、育休を取れなかったこともあり、産褥期を元気に乗り越えられるのか、不安も大きかったです。

今、妊娠~産後1ヶ月を振り返ってみて、産褥期を乗り越えるために産休中にやっておいて良かったことをまとめました。
何か参考になればうれしいです。

目次

パートナーに産後の体調について知ってもらう

「産後は無理をしてはいけない」ということは、よく言われることだと思います。

妊婦さんならよく知っている内容でも、男性は身体の構造も違うし、自分が妊娠しているわけではないので、どうしても妊娠・出産などの知識の量に偏りが出てしまうもの。

ままこと

私の夫も、産後もしばらく悪露(おろ)が続くことは両親学級に出て初めて知ったようで、驚いていました。

「夫にも自主的に情報収集してほしい」というのが本音ですが、理想論でしょう。
パートナーに協力的になってもらうためにも、一緒にインプットの場をつくるのがオススメです。

インプットするには以下のような方法があります。

  • 両親学級に参加する
  • 本やネットの情報を一緒に読む

産後をイメージするために両親学級に参加する

スケジュールがあうなら、現地開催の両親学級に参加するのがオススメ。
自治体で開催しているものは、無料で参加できると思うので、探してみてください。

自治体の両親学級以外にも私はマドレボニータという団体がやっている「カップルで学ぶ産後ケア」というオンライン講座に参加しました。
赤ちゃんに関することだけでなく、夫婦の関係にもスポットを当ててお話ししてくれます。

具体的には

  • 産後のママがどのような状態になるのか
  • パートナーとどう協力体制を取ればいいか
  • いいパートナーシップを築いていくためには

などが取り上げられます。
2024年4月月現在、企業協賛(NIKE)によって無料で受講できるようなので、チェックしてみてください。

ままこと

私はこの講座に参加して、出産について感じていることや思っていることをパートナーと共有できました。

産後について本で学ぶ

本を読んでくれるタイプのパートナーなら、一緒に本から情報を学ぶのもいいですね。

私が旦那さんに読んでほしいと思うのは以下の本。

産後を学ぶのにオススメの本
  • 産後にどんな環境変化があるのか
  • 夫婦でどんな「ずれ」が生じて溝ができてしまうのか
  • どうしたらいいパートナーの関係を築けるのか

について学べる本です。
育休を取ろうと思っている人にも、その間の過ごし方の参考になるし、取らない予定の人も検討の一助になる。
お互いを理解するために読んでもらいたい本です。

kindleunlimitedの対象にもなっているので、チェックしてみてください。

パパ目線のエッセイで学ぶなら
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もう一冊は放送作家であり、森三中の大島さんの夫でもある鈴木おさむさんのエッセイ本。
1年間仕事をセーブして育児に臨んだ実体験をもとに葛藤や悩みが書かれているので、説教くさい本が苦手な人にもぴったりです。
そして何より面白い。スラスラ読めます。

パパが母乳を出せないのは当たり前だけど、添い乳できないのを切なく思っていたり、パパの気持ちを理解するのにママが読むのもオススメです。

こちらもkindleunlimitedの対象です。

Kindle UnlimitedはGWキャンペーンとして、2024年4月22日(火)まで2ヵ月0円で利用できるキャンペーンを実施中です!
ただし、本キャンペーンは全員が対象というわけではないので、まずは自分がキャンペーンの対象になっているか、下のボタンから確認してみてください。

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医師・助産師監修の記事や、先輩ママの体験談などが載っています。

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産後の生活スケジュールや役割分担をパートナーと確認する

退院して家に帰ってくると、待ったなしの育児がスタートします。

陣痛バッグ・入院バッグやベビー用品の用意は進めていたけど、退院後の生活の具体的なシミュレーションは出来ていなかった!なんてことも起こりがちです。
家事が回らなくて、産褥期に無理をしてしまった、というママも珍しくありません。

無理をしないためにも、特に退院した日のシミュレーションは具体的にしておきましょう。
具体的な項目の例としては、以下のようなものがあります。

  • 病院から自宅までの移動手段はどうする?
    • 車?タクシー?
    • 誰が付き添う?
  • 家に着いたら、すぐに赤ちゃんとママが横になれる場所はある?
  • 退院した日の食事(昼食・夕食)はどうする?
    • 誰が何を作る?食材は買っておく?
    • 宅食サービスを頼んでおく?
    • Ubereatsなどの出前を頼む?
  • 次の日の朝食はどうする?
  • 育児の役割分担はどうする?
    • 例)沐浴はだれが何時にどこで行う?
    • 例)哺乳瓶の消毒はだれがどのタイミングで行う?
  • 家事の役割分担は?
    • 例)洗濯は誰がいつやる?
  • パパの働き方はどうする?
    • 育休は取れる?どのくらい取れる?
    • 育休を取らない場合、帰宅時間は?
    • 在宅勤務の頻度は?交渉できる?
    • 残業、出張、飲み会の調整はできる?

参考:産褥記 産んだらなんとかなりませんから!

どうするのか、それぞれ決めて、メモしておきましょう。
例えば、病院から自宅までの移動手段については、下記のように記載しておきます。

・夫と一緒にタクシーで帰宅。
・ベビーシートの予約が必要なので、出産翌日に夫が電話で予約。
・電話番号は×××××

産褥期は無理してはいけないとよく言われますが、特に産後2週間は身体を横にして休めることが大切。
想定漏れが多いと、なんだかんだバタバタしてしまうもの。

ままこと

私自身も退院時のタクシー予約をしていなくて、退院日前日に慌てて電話しました。

授乳やおむつ替え以外は周りのサポートを得られるようにパートナーと役割分担したり、家族にサポートをお願いしましょう。
旦那さんと一緒に役割分担を決めておくことで、育児や家事に当事者意識を持ってもらいやすくなります

産後ケアサービスについて知っておく

自分たちで頑張ろう!と思っているご家庭でも、産後ケアサービスについて、使えるものは何か事前に把握しておくといいです。

ままこと

知った上で、結果的に使わないで済んだら御の字ということで。

産後、必要になってから探すとなると大変!
精神的にも肉体的にも辛くなっている状況から、サービスを探して、利用申請を出すのはハードルが高いです。
何が使えるのか、今のうちにチェックしておきましょう!

自治体で助成がある産後ケア

産後女性をサポートする事業として、産後ケア施設も数が増えてきています。
また、自治体の助成があるものは、低価格が利用できるものが多いです。

産後ケアの選択肢としては、以下のものがあります。

  • 産後ケア施設
    • 宿泊型
    • 日帰り型
    • 訪問型
  • 産前・産後家庭支援ヘルパー派遣事業
    • 産後ドゥーラ
    • ベビーシッター
    • 家事支援 など

地域によってことなりますが、産後家庭支援ヘルパーの場合、1時間あたり1,000円程度で利用できます。

ままこと

ベビーシッターを普通に利用する場合と比べて安価!

使える施設・サービスおよび申請方法は自治体によって様々です。
母子手帳を受け取った時のチラシや自治体HPを確認しておきましょう。

私は、自治体の助成がある産後ドゥーラを利用しました。

我が家では、家事をメインでお願いして、いつも料理を10品ほど作ってもらっていました。
2時間で依頼して、料理90分、掃除20分、10分ほどは子どもの様子を見てもらったりしていました。

産後ドゥーラさんが作ってくれた料理1
産後ドゥーラさんが作ってくれた料理
産後ドゥーラさんが作ってくれた料理2
栄養バランスのいい食事
ままこと

家事をお願いできるのはもちろん、人と話せるのもありがたかった…!

自治体の助成がある産後ケアサービスの難点は予約が取りにくかったり、申請手続きが面倒なこと。
妊娠中に仮登録や問い合わせをしておくのがオススメです。

私は、妊娠9ヶ月(妊娠33週頃)に3名のドゥーラさんに問い合わせて、結果は以下の通りでした。

産後ドゥーラ問い合わせ結果
  • 予約が埋まっているため、利用不可
  • 直近3ヶ月は予約が埋まっている。産後2ヶ月半ばから週1程度で利用可
  • 直近3ヶ月は予約が埋まっている。産後2ヶ月半ばから月1~2回程度で利用可

なんと、一番手伝ってほしい産後0~1ヶ月の時に利用できないという状況。
もし利用を検討している場合は、早めに問い合わせましょう!

自治体の助成がある産後ケアサービスは、早めに問い合わせすること!
登録しておいて、結果的に利用しなくても大丈夫!

民間の産後ケア施設

マームガーデン葉山

市区町村の産後ケア施設が使えない場合は、民間の産後ケアホテルの利用を検討するのも手です。
最近は施設数も増えてきています。

私は2023年6月にマームガーデン葉山を利用しました。

民間の産後ケアホテルの難点は費用が高いこと。
マームガーデン葉山は、一番安い部屋でも1泊42,000円しました。

ままこと

お金があるなら1ヶ月くらい滞在するのが夢…!

ただ、我が家も予算がたっぷりあったわけではないので、3泊4日のショートステイでの利用でした。
それでも、3泊ゆっくり眠れて、産後の身体が急速に回復していくのを感じました。

予算が許すようなら、民間の産後ケアホテルもチェックしてみてください。

産後ケアホテルの一例

産後に使いたい便利なサービスを試しておく

産後ケアという名前がついているサービスの他にも、色々と便利なサービスがあります。
産後は料理をするのに台所に立つのも辛いので、料理に関するサービスだけでも利用を検討してみてはいかがでしょうか。

食事に関するサービスだけでも以下のものがあります。

  • ネットスーパー
  • ミールキット
  • 宅食サービス
ままこと

美味しい食べ物があるとそれだけで一安心!

ミールキットや宅食サービスを利用する場合は、使い勝手などを確認するため、妊娠中に一度お試し利用しておくのがオススメです!

関連記事【里帰りしないママ】産後の食事はどうする?宅食・産後ドゥーラ等サービスも紹介

ネットスーパー

産後、1ヶ月健診までは基本的に外出できません。
買い物は、旦那さんなどに買ってきてもらうか、家まで配達してくれるネットスーパーを利用しましょう。

ネットスーパーはこんな人におすすめ
  • 料理は家族にお願いするので、買出しだけ外注したい方
  • 家の近くにスーパーがないご家庭
  • 食材だけではなく、おむつや粉ミルクなど、ベビー用品や日用品も頼みたい方
  • 産後に体調が回復してきたけどまだ外出は控えたい方
ままこと

お腹が大きくなる妊娠後期にもネットスーパーはオススメ!

例えば、以下のネットスーパーがあります。お住まいの地域が対象地域かどうか確認してみてください。

他にも、生協などが子育て世帯の優遇があって人気です。
(生協は都度利用ではなく、週に1回のお届けになります)

我が家では、今でも生協の宅配を週に1回頼んでいて、足りない分は都度注文できるネットスーパーを利用しています。

現在、パルシステムで3週間のおためし宅配実施中です。
パルシステムはミールキットも取り扱っているので、両方試せてオススメです!

\ 3週間おトクに試す /

ミールキット

あらかじめカットされた野菜・肉などがセットになったミールキット。
電子レンジで温めるだけの簡単調理セットもあります。

産褥期は、普段あまり料理をしない旦那さんにミールキットを使って調理してもった!という方も多いです。
料理にどのくらいの時間がかかるのか、本当に作れそうか、旦那さんに試しに作ってもらいましょう。

ミールキットはこんな人におすすめ
  • 料理の負担を軽減したい方
  • 楽をしたいけど、手作りの美味しいものが食べたい方
  • 献立を考えるのが苦手な方

オススメのミールキットはこちらです。

宅食サービス

産褥期、まだ体調が回復しないうちは宅食弁当などに頼るのもオススメです。

ままこと

我が家では産褥期を過ぎた産後5ヶ月頃までは、冷凍弁当をストックして、いつでも料理をさぼれるようにしていました。

調理済みのものが届くので、電子レンジで温めるだけで、栄養やエネルギーが考えられたお弁当が食べられます。
容器に入っているので、移し替えない場合は洗い物も出ないのがうれしいポイント。

旦那さんが「お米炊くぐらいならやるよ!」と言ってくれれば、おかずのみのタイプを選ぶのもいいですね。

宅食サービスはこんな人におすすめ
  • 料理や片付けの負担をできるだけ減らしたい方
  • スーパーやコンビニ弁当よりも栄養バランスが良いものを食べたい方
  • 日中ワンオペ時間になるお昼のみ冷凍弁当を活用したい方

おすすめの宅食サービスは以下の通り。

  1. ニチレイ
  2. 三ツ星ファーム
  3. GREEN SPOON
ままこと

GREEN SPOONはミールキットと宅食弁当の中間のようなサービス。
冷凍された素材を電子レンジで調理するタイプです。

まとめ

この記事では、産褥期を乗り越えるために産休中にしておきたいことをまとめました。

  • パートナーに産後の体調について知ってもらう
     両親学級に参加する
     本で学ぶ
  • 産後の生活スケジュールや役割分担をパートナーと確認する
  • 産後ケアサービスについて知っておく
     自治体で助成がある産後ケアを調べる
     民間の産後ケア施設を検討する
  • 産後に使いたい便利なサービスを試しておく
     ネットスーパー
     ミールキット
     宅食サービス

産後の生活をイメージしてパートナーと考えておきたいリストを改めて記載します↓

  • 病院から自宅までの移動手段はどうする?
    • 車?タクシー?
    • 誰が付き添う?
  • 家に着いたら、すぐに赤ちゃんとママが横になれる場所はある?
  • 退院した日の食事(昼食・夕食)はどうする?
    • 誰が何を作る?食材は買っておく?
    • 宅食サービスを頼んでおく?
    • Ubereatsなどの出前を頼む?
  • 次の日の朝食はどうする?
  • 育児の役割分担はどうする?
    • 例)沐浴はだれが何時にどこで行う?
    • 例)哺乳瓶の消毒はだれがどのタイミングで行う?
  • 家事の役割分担は?
    • 例)洗濯は誰がいつやる?
  • パパの働き方はどうする?
    • 育休は取れる?どのくらい取れる?
    • 育休を取らない場合、帰宅時間は?
    • 在宅勤務の頻度は?交渉できる?
    • 残業、出張、飲み会の調整はできる?
ままこと

パートナーと知識を共有して対話しつつ、便利なサービスも利用して、上手に産後を乗り切っていきましょう♪

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この記事を書いた人

神奈川在住30代OL。不妊治療を経て2023年6月に第一子出産。現在育休中。
試行錯誤の妊娠・出産・子育てを残しておきたくてブログを始めました。
ホットクックで頑張らない離乳食・ゆるBLW/お家エクササイズ/たまに観劇と美術館巡りも。

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