産褥期に休むことの大切さが認知されてきていますが、里帰りできないママもいますよね。
産後は無理するなと言われるけど、産後の食事はどうしよう…
妊娠時期、里帰りしなかった先輩ママさんたちはどうしていたのか話を聞いてまわりました。
記事の後半では、産後に頼れるサービスもご紹介するので、よかったら参考にしてください。
里帰りしない場合の産後の食事はどうする?
先輩ママたちの話や、SNSの口コミを参考に、産後の食事をみんながどうしていたのかご紹介します。
- 旦那さんに作ってもらう
- 頑張って自分で作る
- 宅食弁当やレトルトを活用する
- 産後ドゥーラや代行サービスを頼む
旦那さんに作ってもらう
料理ができる旦那さんなら、旦那さんに料理をお願いすることができますね。簡単なものを作ってもらうだけでも、産後のダメージから回復していないママにとっては大助かりです。
私の友達は、「普段料理をしない旦那さんと一緒に、妊娠中にミールキットを使って一緒に練習をした」と話していました。
ミールキットで料理の練習してくれるなんてステキですよね!
でも、うちの旦那にはそこまで期待できない…
それぞれご家庭の事情もありますし、旦那さんが忙しい場合や、料理が苦手な場合、作ってもらうのは難しいことも。また、人によっては旦那さんに気を使ってしまうというデメリットもあります。
頑張って自分で作る
産後、両親や夫にも頼れないから自分で作ったというママもいました。
「まとまって寝てくれる赤ちゃんだったので、その隙にパパッと作った」という声も。
自分で作る場合は、なるべく楽に、手抜きをするように工夫することが大切です。無理をしてしまうと産後の回復が遅れてしまう可能性もあります。
ラクをするために、以下のような工夫をしている方が多かったです。
- おにぎりと汁物など、簡単に作れるものにした
- キッチンにイスを準備して休みながら作った
- ホットクックなどの自動調理家電を活用して、キッチンに立っている時間をなるべく短くした
- カット野菜やお惣菜などを利用して、楽して準備できるように工夫した
- 洗い物は夫にやってもらった
宅食弁当やレトルトを活用する
妊娠・出産時期に初めて宅食を利用するママも多いです。
毎食全部ではなく、一部宅食を利用したという声もありました。
- 昼食は冷凍の宅食弁当を温めて食べた
- 基本的には自分か旦那が料理をしたけど、赤ちゃんのタイミングで料理できないときは、冷凍しておいたご飯とレトルトのスープを食べた
「料理を作れなくても、冷凍庫にあるご飯を食べれば大丈夫!」と思えると安心感がありますね。
我が家では、産後1ヶ月を過ぎても、料理ができなかったときは宅食を温めて食べていました。お弁当タイプの宅食サービスだと、洗い物も出ないので非常にラクでした。
産後ドゥーラなどのサービスを頼む
産後ドゥーラや家事代行サービスなどを利用して、料理を作りに来てもらう方法もあります。自治体助成で安く使える場合もあるので、どんなものが使えるのか是非調べてみてください。栄養バランスが考えられた作り置きおかずを作ってもらえます。
一方で、「自治体の補助があるサービスは、人気があって予約できなかった」という声も。
私も、産後ドゥーラのサービスを利用したいと思って妊娠中に問い合わせましたが、最初に利用できたのは産後2ヶ月経ってからでした…。
利用を検討している方は、早めに問い合わせましょう。
産後の食事を助けてくれる便利なサービス
産後の食事を助けてくれる便利な宅配サービスやつくりおきサービスをご紹介します。
ネットスーパー(生協)
1ヶ月健診で許可が出るまでは基本的にママは外出できません。外出が難しい産褥期はネットスーパーが便利です。特に、妊娠中・小さい子どもがいる家庭は、サービス料・配達料が無料(※一部地域は割引)になる生協が人気!
「生協」と言いましたが、地域によって運営団体が異なり、申込先が異なります。利用できる地域・サービス名を一部下記の表に記載します。
地域 | 申込先 |
---|---|
東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・福島・山梨・長野・静岡・新潟 | パルシステム 無料資料請求をする おためし宅配を利用する |
神奈川・静岡・山梨 | おうちコープ 無料資料請求をする 離乳食&時短おためしセットに申し込む |
パルシステムやコープは離乳食に便利な冷凍食材アイテムが充実していて、離乳食時期にもおすすめのサービスです。
関連記事【パルシステムの離乳食】おすすめ商品はコレ!人気の理由やメリット・デメリットを紹介
ミールキット
ミールキットを利用すると、カット済みの食材とレシピが届くので、料理の負担が減らせます。
- フライパンで加熱するだけ
- 電子レンジで火を通すだけ
というミールキットも多く、普段料理をしない方でも簡単に作ることができます。
ネットスーパーと同じく、食材を自宅まで届けてくれるので、赤ちゃんを連れて外出せずに済むのもうれしいポイントです。
宅食サービス
- 電子レンジだけで済ませたい
- 料理を作れなかったときだけ、サービスに頼りたい
- 食後の洗い物の負担を減らしたい
そんな方は冷凍の宅食弁当が便利です。
調理済みの料理が冷凍で届くので、食べたい時に電子レンジで温めればOK!
賞味期限も半年~1年ほどと長いので、作れなかったときの保険として冷凍庫に入れておくという使い方もできます。
最近は、スーパーの冷凍コーナーにも、以下のような冷凍弁当が売っていることもあります。
産後ドゥーラ・家事代行サービス
里帰りできず、旦那さんや家族のサポートも受けられない場合、産後ケアの一環として、産後ドゥーラなどのサービスを安く利用できることが増えています。私が住んでいる地域では、2時間2,000円ほどで利用することができました。栄養満点な料理を作ってくれて、非常にありがたかったです。
自治体によって助成が異なるので、詳しくはお住いの自治体HPなどをチェックしてみてください。
うちは夫も育休を取る予定だから、助成に当てはまらない。
でも、上の子もいるし、食事の作り置きをお願いしたいな…。
そんな方は、ファミサポや家事代行サービスの利用を検討するのも◎
産後の時期に特化したサービスではありませんが、産前・産後のサポートとして利用する方も多いです。
タスカジやキッズラインは依頼する方によって時給が異なりますが、1時間1,500円から利用することができます。
一方で、産後ドゥーラや上記の家事代行サービスは、頼む人によって質のバラつきがあるというデメリットも。
産後ドゥーラさんが作ってくれたご飯。3時間あれば10品は余裕よね?と思っていたんだけど品数は期待通りにいかず。
— じゃみ🌸超高齢出産 👶1Y+👧7Y (@hamhamham235) February 13, 2023
味はよかったので、美味しくいただきました。助成がないと1万円くらいしちゃうので(材料費別)自分では頼みませんが…😅
自分が作らない味が食卓に並ぶのは楽しいし勉強になります。 pic.twitter.com/0lqDWAtoxf
長引く悪阻と巨大化したお腹による坐骨神経痛でキッチンに立つのもしんどいため、キッズラインさんの料理作り置きを依頼。
— ゆらまりえ (@YURAmarie) December 5, 2019
夫に報告すると「少しでもラクになるなら家事代行どんどん使ってね、出産も近いし週5でも良いくらいだよ😊」と返信が。もうね、神…😭✨!
これで週末まで乗り切ります💪 pic.twitter.com/sUKmbHnIZD
相性もあると思うので、できれば1人に絞らず2~3人の方を試して利用してみるのがオススメです。
まとめ
この記事では、
- 産後のご飯をどう乗り切るのか
- オススメのサービス
について紹介しました。
産後を健康に過ごすためには、パートナーの理解を得ることも不可欠です。
産後、女性の身体がどうなるのか、何を手伝ってほしいか、妊娠中に旦那さんと話しておきましょう。
そのうえで、赤ちゃんのお世話に専念できるように、頼れるものには頼りつつ、手を抜けるポイントを作っておくことをオススメします。
自治体のサポートや便利なサービスも使いつつ、健康第一で産後を乗り越えましょう!
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